製造現場で鍛え上げられてきたチェックマンが満を持してフルモデルチェンジ。
使いやすさを追求しシンプルな操作性を実現、様々な荷重管理に対応。
電源はAC100V~AC240Vに対応。
D/A出力ボードを標準搭載。
*BCD出力・RS-232C・RS-485いずれかを搭載した場合は、D/Aボードは搭載されません。
特長
- 高速サンプリング 4000回/秒
- CM-5モード
これまでのチェックマンとの互換モードです。簡単に交換、切り替えが出来ます。 - マルチホールドモード(多点管理)
測定をセクション1~4の4つのセクションに切り分け、各セクションに任意のホールド内容を設定し、ホールド値と各セクションに設定した比較判定値でそれぞれ比較判定を行うモードです。 - 波形比較モード
測定波形と判定波形との比較でOK/NG判定出力と波形ログを行うモードです。
比較判定はNG出力のみ。
保存した波形ログは「正常波形確認」「異常波形確認」で確認出来ます。 - 2.4インチの高輝度 フルカラー液晶
CM-5モード
表示値が上下限値の範囲を超過していればHI、範囲内ならGO、範囲を下回って入ればLOの比較出力を行います。
また、設定荷重到達出力判定値を超過していれば、設定荷重到達出力することも可能です。比較出力機能はHI/GO/LO/設定荷重到達出力の4つになります。
設定荷重到達出力の状態は画面に表示されません。
*入出力論理変更可能
マルチホールドモード
測定をセクション1~4の4つのセクションに切り分け、各セクションに任意のホールド内容を設定し、ホールド値と各セクションに設定した比較判定値でそれぞれ比較判定を行うモードです。ホールド内容は「なし」「最大値保持」「振れ幅保持」「極大値保持」「極小値保持」「極値差保持」「変曲点保持」を選択できます。比較出力機能は、OK判定の場合、完了信号が出力されます。また各セクションごとのNGも出力する事が出来ます。比較判定は1点から4点まで選択できます。
*入出力論理変更可能
波形比較モード
測定波形と判定波形との比較でOK/NG判定出力と波形ログを行うモードです。比較判定はNG出力のみ。
保存した波形ログは「正常波形確認」「異常波形確認」で確認出来ます。
*入出力論理変更可能
仕様
型式 | CM-8 |
測定ch | 1チャンネル |
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表示部 | 2.4インチ TFT液晶ディスプレイ |
外部制御 | 以下いずれか5機能を制御端子割当(ユーザ設定)
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サンプリング速度 | 高速サンプリング 4,000回/秒 |
比較出力 | リレー出力接点定格:AC250V 2A、DC30V 2A 機械的寿命:2000万回 寿命 電気的寿命:10万回以上 接点×4(AL1とAL2、AL3とAL4がそれぞれコモン共通) 制御方式 : マイクロコンピュータ演算方式 判定値設定 : -99999~99999 ヒステリシス: 各判定値に対して0~99999digitの範囲で設定可能 比較条件 : HI/GO/LOまたはAL1~AL4それぞれに対して比較条件を設定可能 ●レベル判定モード 判定を上回ったら警報ON(超過時警報) 判定を下回ったら警報ON(未満時警報) ●ゾーン判定モード ゾーン上下限判定値以内で警報ON(ゾーン内) ゾーン上下限判定値以外で警報ON(ゾーン外) |
インターフェース | D/A出力(電圧・電流選択可能) |
オプションインターフェース | RS-232C / RS-485 / BCD出力 |
使用温湿度範囲 | -5~50℃ 35~85%RH(非結露) |
保存温湿度範囲 | -10~70℃ 60%RH以下 |
電源 | AC100~240V対応 ACアダプタ付属 (本体 DC24~48V±10%) |
消費電力 | ACアダプタ使用時11VAmax(AC100V)(本体DC24V時 5W max) |
寸法/質量 | 158mm(W)×89mm(H)×175mm(D)/ 約1.3kg |
インターフェース
D/A出力 | 変換方式 : D/A変換方式 分解能 : 13bit相当 スケーリング : デジタルスケーリング 出力対象 : アナログ出力の対象となる表示内容を任意に設定 回路応答速度 : 応答速度は300μs以下(0→90%応答) |
*オプションインターフェース(BCD出力・RS-232C・RS-485のいずれか)を搭載した場合は、D/Aボードは搭載されません。
オプションインターフェース
RS-232C | 通信プロトコル : Modbus RTU 同期方式 : 調歩同期式 通信方式 : 全二重相 通信速度 : 9600bps、19200bps、38400bps データ長 : 8bit スタートビット : 1bit パリティビット : 無し、奇数、偶数 ストップビット : 1bit 使用信号名 : TXD、RXD、SG 接続可能台数 : 1台 線路長 : 最大15m *Modbusプロトコルでご使用の場合は、データ長/ストップビット/デリミタの設定はありません |
RS-485 | 通信プロトコル : Modbus RTU 同期方式 : 調歩同期式 通信方式 : 二線式半二重相 通信速度 : 9600bps、19200bps、38400bps データ長 : 8bit スタートビット : 1bit パリティビット : 無し、奇数、偶数 ストップビット : 1bit 使用信号名 : 非反転(+)、反転(-) 接続可能台数 : 31台 線路長 : 最大1.2km (合計) *CEマーク適合の場合は30m未満 |
BCD出力 | 出力形態 :オープンコレクタ出力 NPN型 計測データ : 負論理 論理「1」の時 トランジスタON 極性信号 : 負論理 マイナス表示の時 トランジスタON オーバー信号 : 負論理 オーバー表示の時 トランジスタON 同期信号(PC) : データ変換中に一定期間 トランジスタON トランジスタ : 電圧 30V max. 電流 10mA max 出力容量 : 出力飽和電圧 10mA時 1.2V以下 イネーブル : イネーブル端子をD.COMと短絡または同電位にすることにより BCD出力(計測データ、極性信号、オーバー信号)及び同期信号(PC) のトランジスタがOFFとなります。 |